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2009-10-23

ツチノコ探してどんどこしょ

10月某日。トゥディーはいつもとちょっと違う史跡巡りに出掛けました。
少し前に読んだ鳥海尽三『小説どろろ』に出て来た舞台を巡る旅です。かの有名な手塚治虫の『どろろ』をベースにした小説で、史実の事件なんかも出てきて面白いです。
ある日何気なく読んでいたところ、「え、ここ知ってるやん」「あ、ここ通ったとこあるやん」「ちょ、ここ実家から見えてるやん!(笑)」というところがあまりにも多くてびっくりしました。

眼鏡の街・鯖江は地味な街です。小説や映画なんかにはほぼ出て来ない、鮭の切り身のような形の市です。
そんな我が地元がこんなに出てくる小説読んだことない! と感動したトゥディーは、次に実家に帰ったら出てきたところを巡ってみよう! と密かに思っていたのでした。

台風一過で晴れた午後、主人公の百鬼丸が修行したという『文珠山』へ。
電車や高速道路で鯖江を通ると、山にオレンジで眼鏡のマークSABAEのネオンサインがあるのを見たことありませんか? あれがある山です。
山といっても標高365m。そんなに高くないと踏んで軽~い気持ちで登り始めたのですが…。
…これが結構な山でした…。低いのに木が鬱蒼と茂っていて、昼だというのにちょっと薄暗いし…。
普通のスニーカー(しかも滑りやすいと噂のコンバース)で来たのはまずかったかなぁと、ちょびっとだけ後悔しました。

てくてく登っていくと、先日のブログにも載せたあれが。
そう、『ツチノコ坂』の看板が。
IMG_0954_convert_20091023181346.jpg
しかも目撃情報まで書いてあるし!(爆笑)
他の看板にはこんな文章も。

「ツチノコは危険を感じたらゾッとするような声を出し、尻尾を回して威嚇します。威嚇されたら非常に危険と思い、すぐ5mほど逃げて下さい。猛毒を持ってるともいわれています。安易な捕獲行動は危険です。」

えええ~?(笑)

「体長40㎝~50㎝。幅3㎝前後(ビールビンみたいに膨らむかどうか未確認)」
「色は茶色系(模様は観察の余裕がなく詳細はわからない)」


はぁ…(小笑)。誰が作ったんだろこれ。
とりあえず、何となくツチノコを探しながら登りました。

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これは文殊霊泉と呼ばれている湧き水。飲むのはちょっと恐かったので、手を洗ってお不動さんにお参りしてから山頂を目指します。

091009_1623311.jpg
途中にあった展望台から見た福井の街並。実に長閑な田舎街です。

文珠山には三つのお宮があって、それぞれ『小文殊』『大文殊』『奥の院』といわれています。
最初の小文殊のお堂の横には『天狗杉』というでっかい杉の木がありました。昔は天狗が住んでたそうです。

小文殊を超えて、たくさんの石仏の道を通って大文殊に。ここが山頂です。お堂は屋根にビニールをかぶってて、ちょっとうーん…という感じだったので写真は割愛。

お堂の下にはこんなもの↓が。
091009_1631301.jpg
多分、私と同じで地元が出てきて嬉しくて作っちゃったんじゃないかなという感じの看板(笑)

ここから奥の院へ。その途中であったのが『胎内潜りの岩』
091009_1655191.jpg
この細いところを通ると、生まれ変わることになるらしいです。

ふと、京都店のことを思い出しました。サトゥーさんも前に書いてはったけど、私も閉店前の数日間は脳裏に走馬灯のように思い出が流れていました。「本当にいい店だったなぁ…」としみじみ思ったり、人生の終わりもこんなふうだといいなぁとぼんやり思ったりしながら、マッシュを卒業しました。
そんなことを考えたり、また次も良い出会いがあるといいなぁと思いながら、岩を潜りました。

と、いうわけで生まれ変わったニュートゥディー な気持ちで最後の奥の院を目指します。

091009_1700211.jpg
奥の院はちっちゃい祠があるだけでした。でも朽ちかけたこの感じがとても良かったです。無事に登れたことにお礼をいって、さて下山です。

この辺りで日も大分傾き、ちょっと肌寒くなってきました。急いで下りないと日が暮れちゃうよ! と急ぎ足で下りるトゥディー。
しかし秋の日が沈むのは結構早く、見る見るうちに辺りは薄暗くなってきました。ひえぇぇ~。

そういえば、登山中、誰にも会いませんでした。
…ということは、この山の中には懐中電灯なんて気のきいたものなんぞ持ってない(チョコレートは持っていた)軽装備のワタシ一人。

…ゾッ!

昨日の晩、「明日文珠山に行ってくるわ~」とおかんに言ったとき、
「気を付けや~。今年1月山菜採りに山に入ったおばあちゃんが熊に襲われて○○○て○○○○で見つかったって新聞に載ってたで~」(エグイので自主規制)

……ゾゾゾッ!!

知らず知らず足が早くなります…。途中でバサバサッ! と音がしてビクー! ってなりました。まさか熊!? 天狗!? ツチノコ!? (←一瞬その存在を信じた)

あっという間に真っ暗になってしまった山中、恐いのとトイレに行きたいので半泣きになりながら、コケツマロビツ山を降りました。最後はほとんど駆け足でした(苦笑)

百鬼丸にならって私も修行のつもりで登ったのですが、うーん、まるっきり修行不足ですね…。でも熊に会わなくて良かったです。せっかく胎内潜りで生まれ変わったばっかりなのにここでサヨウナラは嫌じゃー

教訓。
・低い山でも装備はしっかりした方が良い。
・時間に余裕を持って登ろう。
・ツチノコに威嚇されたら5mほど逃げる。

そんなわけで、長くなっちゃいましたが、トゥディーの山登りはこれでおしまいです。
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まっしゅ☆きょうと

Author:まっしゅ☆きょうと
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元裏店長<トゥディー>
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